ブラッドボーン時系列考察
☆ブラッドボーンの史実を時系列毎に並べていきます。理由付けに関しては他記事で書いているので詳しくは記載しません。
《物語》
1.ゴースが孕んだ赤子(ゴースの遺子)をオドンに奪われる
2.Bloodborne (我ら、血によって生まれる)
・最初の獣(人)、老いた赤子が生まれる
3.老いた赤子(ヤーナム)から人間が誕生
4.文明(トゥメル、イズ、ローラン)の誕生、崩壊
☆補完
いきなり何言ってんだこいつ?と思われる方も多いと思いますので補完を…
要するにこの根幹となる「Bloodborne」の始まりの元ネタは旧約聖書創世記、第3章、4-6節が元ネタと解釈します。
禁断の"智"の果実と禁断の"血"を掛けている訳ですね。
ー4〜5の間には1000年どころの話じゃない程の時が流れていると考えられる
▼『ゴースの遺子』の考察
▼『漁村(湖)』の考察
5.長い年月が経ち、当時史学や考古学の研究をしていたビルゲンワースが漁村(遺跡)を発見、「禁断の血」を持ち帰る
・湖(漁村)が泥に浸かり、その上に山脈が出来る程の長い年月
6☆.「禁断の血」により「青ざめた月」と邂逅し、狩人の夢と最初の狩人が生まれる
・「禁断の血」は老いた赤子の持っているヨーヨー
・このゴムが3本目のへその緒で「青ざめた月」と邂逅する事となる
・禁断の血によって狩人が生まれるが、同時に獣も生まれてしまった
※獣も狩人も血によって生まれ、その血によって「狩人の悪夢」に囚われている訳ですから「この悪夢は狩人の業に芽生えている」という訳ですね(シモン)
7☆.ビルゲンワースの※裏切り者が「禁断の血(獣の病の原因)」を盗みカインハーストに託す、血の女王と血族が生まれる
※裏切り者ウィレーム説
ウィレームは血による進化を厭い、警告(警句)までしている。ウィレームにとっては全ての学徒達が裏切った(離反した)と取れる。つまりこの場合「消去法で」ビルゲンワースの人間(裏切り者)は彼しか居なくなる。そして19で血(古い血=獣の病原因)の秘匿(封印)もしている
ー7〜8はおよそ4〜60年程経過していると考えられる
8.ロマが生まれ、ローレンス等がビルゲンワースと分離し処刑隊を結成する
▼『白痴の蜘蛛ロマ』の考察
9.処刑隊がカインハーストから孤児達(後の聖歌隊)を連れ帰る
・ローゲリウスによるアンナリーゼ(穢れた血)の封印
▼『聖歌隊、カインハーストの孤児説』
10.ロマの血を使って学習と実験の舞台である孤児院(実験棟)で孤児達への冒涜(実験)、星界への交信を試みるが失敗作が生まれる
11.失敗作から高次元暗黒(思索)を見て「後の聖歌隊の思索(宇宙の研究)、後のメンシスの思索(悪夢の研究)」その探求は地下遺跡(地下に埋もれた漁村=湖)の探索へと移る
12☆.墓暴き開始、地下遺跡で血の医療の源である女王ヤーナムを発見
●獣の病の原因
禁断の血以外の血は、いずれも禁断の血を齧って派生(遺伝)し生まれた「血の女王」の血でいずれの血も呪い(獣化)を呼ぶ
・禁断の血(ゴースの石)→加速の狩人
・古い血(ヤーナム)→禁断の血の劣等血、時代が流れるにつれ恩恵は限りなく薄れ、最早不死と呪いしか生まなくなった血→主人公やアイリーン等の加速が使えない第2世代の狩人
・穢れた血(アンナリーゼ)→古い血のまだ薄れていない血、炎を纏う程に熱い血
☆上記全ての血を総称した(集めた)血が「青ざめた血」、つまり「ゴースの血」であり「全ての獣の病の根源」と考える。
※このヤーナムの血が獣の病「蔓延」の原因
「禁断の血」はビルゲンワースの裏切り者がアンナリーゼに「託し」、「穢れた血」へと変わった。アンナリーゼの「穢れた血」はローゲリウスによって「封印」された。 つまり地下からヤーナムの血を掘り起こしてきたローレンスは大戦犯となる。
〔しかし彼がここまで必死になっていた理由の全ては最初から上位者へと進化する為などではなく、星界(狩人の夢)へ囚われたゲールマンと交信(し解放)する為の友情(約束)だった筈だ…と今のところ妄想している〕
▼『獣の病の原因と青ざめた血』の考察
13.旧市街で蔓延していた灰血病を血の医療の源(ヤーナムの血)で治すが…
昔の『灰血病』の考察の記事は消しました。考えは完全に固まっているのでまた後ほど丁寧に書き直したいと思います。
Twitterで失礼いたしますが構想は大体こんな感じです。4と12で紹介している『漁村』と『獣の病の原因』の観点から『灰血病のメカニズム』に繋がります。
▼『灰血病』のメカニズム
https://twitter.com/bloodborne_uu/status/1084211668853219328?s=21
https://twitter.com/bloodborne_uu/status/1083324474986921986?s=21
https://twitter.com/bloodborne_uu/status/1088442768551174145?s=21
14.マリアの穢れた(燃える)血によってローレンス獣化、ローレンス死亡、医療教会発足(宮崎ディレクターへのインタビュー回答からローレンス死亡前後に発足で確定)
▼『ローレンス戦の戦闘曲』の考察
15.マリアによる禁断の血の秘匿開始
・禁断の血→漁村の悪夢の秘匿
※DLCの狩人の悪夢の時系列は10〜15と考えられる。ルドウイークは15〜17で獣化
ーこれより先は狩人が英雄たり得た時代の終である。
16.聖歌隊がイズから持ち帰った聖杯によりエーブリエタースに見える
17.メンシス学派がローランで黒獣に見え、メンシスの檻により悪夢への交信に成功し、メンシスの悪夢へ導かれた
▼『メンシス学派』の考察
18☆.13で投与した薬(血)により獣の病が蔓延し旧市街崩落
19.ウィレームによる古い血の秘匿開始
・古い血→月前の湖にいるヤーナム
20.メンシスが儀式を始め、獣狩りの夜がはじまる。そして主人公がヤーナムの街へ訪れ「(青ざめた月の)使者」に見出され、月の香りの狩人になる
ーヤーナムの夜明けエンド(Aルート)
A21.メンシスの儀式により生まれた獣(メルゴーの乳母)を討伐し夜が明ける
A22.狩人が途絶えて獣の病によりヤーナム崩落→ローランの悲劇→4へ戻る
ー狩りを継ぐ者エンド(Bルート)
B21.夜明けを迎える前にゲールマンを葬送し狩人の遺志を継ぐ
B22.狩人が残り、獣の病での崩落を免れるが問題が未解決のまま文明が変わる→4へ戻る
ー幼年期のはじまりエンド(Cルート)
C21.狩人が途絶えるが赤い月の消滅により獣の病での崩落が遅延し、医療教会が新薬(エーブリエタースの血)をヤーナム民に投与する
C22.人の進化は、新薬で次の幼年期に入りウィレームを除く全ての人間が星界の使者になる→イズの悲劇→4へ戻る
※やってる事は13と同じ、投与した薬(エーブリエタースの血)が異なるだけ
▼『エンディング後の世界』の考察
☆補完
○7~8の期間ではおよそ40~60年程の年月が経っていると推測出来る
・血族が生まれる→傍系のマリア誕生
・女王(祖母)→母(20~30歳)→マリア(20~30歳)
○8~20の期間は20~30年程の経過がおおよそで推測出来る
・聖歌隊誕生→孤児(10歳前後)
・偽フカ(30~40歳前後)
○ゲールマンが漁村に行く(10歳前後と仮定)
・10+(40~60)+(20~30)=70~100歳前後
・かなりガバガバだが丁度ゲールマンの見た目通りの年月になる
★まとめ
劇中の物語(5~20)はおよそ60~90年間の出来事だと考察出来る
★おまけ
▼『火薬庫』の考察
▼『悪夢とか上位者』の考察
▲終